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2008年02月10日

ボイストレーニング用語集 1

ボイストレーニングの用語集を作りました。
随時、追加・更新していくので辞書代わりに使ってね!





歌とは、話す事の延長にあると考えられる。
そこにダイナミクスやトーン・コントロール、ビブラートやボーカル・リック、ラン等の技術を加える事により技巧的で感情的に聞こえる。
歌手とは音程上で演技を行う俳優とも解釈ができる。
また、作曲家や作詞家の作った作品に自分なりの解釈を加えて聞き手に発信を行う事から「二次的な作家」と呼ぶ事も出来ると思われる。


声帯

咽頭の裏に位置する声を出すための2枚のひだ。
呼吸をしている時や、物を食べる時は開いおり、声を出す時のみ(裏声を除く)閉じて互いをこすり合わせ振動する。


咽頭 / ラリンクス

声帯を包み込むように形成された軟骨・筋肉群。
食べ物や飲み物を飲み込む際には上昇するが、歌唱時は上下をせず一定である(Speech Level)のが理想的とされる。
これは咽頭の位置により声質が大きく変わるためで、これを上げすぎるとアニメのキャラクターを思わせる声に、下げすぎると下手なオペラ歌手のようにも聞こえる。


のど仏

喉のでっぱっている部分。
個人差はあるが男性の方が大きくでっぱり、女性の方が小さい。
上記の咽頭の上下はこれの位置で見るとわかりやすい。


ボーカルトラック / ヴォーカルトラック

声帯から作られた音(声帯原音)が共鳴し、音色の決定や音量の増大が行われる声帯よりも上に位置する場所。
口内。これが最も中心となっていると言え、最も太い音色を作る場所。
頭部および鼻腔。比較的軽く抜けた声を作る場所。
声帯の直上(ファリンクス)。鼻にかかったような鋭い音色を作る場所。
以上の3つを中心に音色・音量の決定が行われ、一つでも欠けると美しい音にはならない。


ボイストレーニング / ヴォイストレーニング

歌手、俳優、講師 等の発声の状態を最大化するエクササイズの総称。
見込まれる効果は音域の拡大・音量の増大・必要/不必要な筋肉群の分離・必要な筋力の最大化・不必要な筋肉の弛緩・声区の確立・それらの融合である。
一時期は呼吸絶対主義派が支配的であったが近年はそれも減ってきているように思われる。


ボーカルテクニック / ヴォーカルテクニック

バランスの取れた発声を行うための技術。
「ボイストレーニングを習う。」という場合、ボーカルテクニックを習うと言う事と一般的に言える。


ボーカルトレーニング / スタイルエクササイズ

発声以外の技術を学ぶエクササイズの総称。
一般的に歌い回しや、発音、タイミング、ボーカルアレンジの練習の事を指す。
海外では「スタイルエクササイズ」と呼ばれている。


ヘッドヴォイス / ヘッドボイス

高い声を歌う時に必要とされるボーカル・テクニック。
トレーナーによっては「しんの通った裏声」などと表現をされる方もいる。
声帯(2枚のひだ)の運動としては高い声になるにつれ、2/3または3/4が塞がり1/3または1/4のみが振動をする。
ギターリストがフレットを持ち替えて弦を短く振動させているのによく似ている。
歌手の体感としては、上頭部〜後頭部にかけて共鳴を得ているように感じられる。


チェストヴォイス / チェストボイス

基本的に私たちが話している時の声帯の状態です。
声帯はジップアップしておらず、2枚のひだ全体を振動させている。
声質としてはヘッドボイスよりも太く、リッチである。
歌手の体感としては、主に口の中、若干胸に共鳴を感じられる。


ミックスボイス / ミックスヴォイス

ヘッド・ボイス、チェスト・ボイスの中間的な存在。
声帯はジップアップを起こし2/3または3/4が塞がり1/3または1/4のみが振動する。
ただ、この状態の声帯に大して若干空気の圧力を加える事により、高音でもチェスト・ヴォイスのような豊かな音色を奏でる事ができる。
今日のグラミー賞歌手の高音発声法としては、最もポピュラーだと言える。
歌手の体感としては、主に口内、及び頭部に共鳴を感じられる。


ミドルボイス / ミドルヴォイス

ミックスボイスと同意語。


ライトミックス

ミックスボイスの一種。
高音域を比較的、軽い声種で歌う時に使用される。
クラシック歌手、特に女声で使用される事が多い。
また、R&B系の曲でも曲の前半を軽いトーンで歌い上げる時に好まれるようだ。


ハードミックス

ミックスボイスの一種。
高音域を比較的、強い声で歌い時に使用される。
ロックやモダン・ミュージカル、ポップス全般でよく使用される。
曲の最も盛り上がる場所でドラマティックに演出するのに非常に効果的。
高い声をまるでチェストボイスで歌っているように聞こえるが、それよりもはるかに声帯にかける負担は少ない。


ボーカルフライ・ヴォーカルフライ

あまり一般的ではない声区で、ベース歌手が使う事が多いようだ。
これは低音の発声を極限まで行うために開発された技術で、声帯の振動は非常にゆっくりになる。
極端にこれを行うと、声帯の振動がひとつひとつ聞こえるほどである。


ホイッスルボイス / ホイッスルレジスター

この声区も一般的には使われる事は少ない、女性の方が使える事が多いようだが、男性でも発声可能。(ちなみに作者はできない。・・・。)
まるで口笛を吹くように聞こえるため、この名前がついたようだ。
マライヤ・キャリーが使う事で人気が出たように思える。


声種

声の系統をおおまかに分類したもの。
多くの場合で、声の高さで決める事があるが作者はこれを誤りだと考えている。
例えば、男性のバリトンは声が分厚いため、低音をを得意とするが、「高い声が出ないのでバリトン」と分類するのは間違い。
あくまで声の質感と換声点の位置で定義されるべきだと考える。


テノール / テナー

男性の高音を得意とする声種。
声は軽く明るい。


バリトン

男性の低音を得意とする声の種類。
声は太く暗い。


バス / ベース

男性の低音を得意とする声の種類。
声はバリトンよりもさらに太く暗い。


ソプラノ

女性の高音を得意とする声種。
声は軽く明るい。


アルト

女性の低音を得意とする声の種類。
声は太く暗い。
ゴスペルのソリストに選ばれる事がよくあるように思える。(たまたまかな・・・!?)


換声点 / ブリッジ / ブレイクゾーン

上記の声区の変化が急激に行われる場所。
イタリア語ではパッサージョ、英語ではパッセージ・エリアとも呼ばれている。
ここの換声点をうまく乗り越える事が多くのボーカルテクニックの目指す大きな目標となる。
換声点の通過の失敗により、ファルセットやヘッドボイスに「ひっくり返る」ように聞こえる。


換声点の位置

バリトン男性で言うと・・・
1つ目は中央のドの下のシくらいから
2つ目は中央のドの上のミくらいから
3つ目は中央のドの上のラくらいから

テノールの男性で・・・
1つ目は中央のドの上のミくらいから
2つ目は中央のドの上のラくらいから
3つ目はそのさらに上のレくらいから

アルトの女性は大体テノールと同じ。

ソプラノの女性は
1つ目は中央のドの上のラくらいから
2つ目はそのさらに上のミくらいから
3つ目はさらに上のラくらいから

但し、90%以上の男性はテノール。90%以上の女性はソプラノである事から、ほとんどの歌手はテノール、ソプラノを参照するべき。


地声 / フルヴォイス(フルボイス)

作者、は基本的に裏声以外の全てをフルボイスと定義している。
ただし、デスメタル等で使われるデスボイス等は専門外なので、定義はできません。^^;
チェストヴォイス=地声と言う間違った認識があるが、これは高音で無理のある発声を行う元となり非常に危険。


裏声 / ファルセット

声帯が若干開き、両端の粘膜部分が振動していると言われています。
声帯の2枚のひだの部分はほとんど振動しません。
2枚のひだがこすり合っていないため芯のない音で息っぽい声に聞こえる。
裏声の発声に対し、否定的な意見もあるが特殊効果として狙うのは、音楽的に素晴らしいと思える。
一部の歌手やトレーナーにはファルセットと裏声は別物と説明されているが、これは単純に日本語と英語の違いでまったく同じ物と作者は考えている。


腹式呼吸 / 横隔膜呼吸

人間が寝ている時に行っている一番自然な呼吸法。
息を吸い込んだ時にお腹が前に出て、息を吐く時にはお腹がへこむ。
これを行わず胸式呼吸から発声を行おうとすると首の周りに緊張をまねく事になる。
一時期は、「腹式呼吸を制するものは歌を制する。」と言った間違った理論が主流であったが、今日では徐々に改善されつつあるように見える。
作者は「呼吸は歌にとても大事ではあるが、発声のプロセスの一部であり、その他の運動のバランスに十分注意を払う必要もある」と考えている。


喉を開く

発声の現場ではあくびの喉をイメージして使う事がある。
あくびの喉の状態は咽頭を下げ、緊張を防ぐのに役立つ。
作者は一時的なエクササイズとして使用する事はあるが、これを理想的な発声の状態とは考えていない。


ビブラート

声帯にかける空気の圧力と音程を周期的に変化させ、波を打つように発声するテクニック。
美しいビブラートは声帯を閉じる力と空気圧のバランスが取れていないと作るのが難しい。




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posted by ヒロキ at 12:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ボイトレ用語集
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