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2008年06月19日

低音域を鍛えるって!?

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Q: 低音をささやくような声でしか歌えないのですが、何か解決策はありますか?

A: 今の状態はチェストヴォイスを使っていない状態になっているようですね。


ボクもSpeech Level Singingに出会う前に持っていた傾向でもあるのですが、低い音で声帯を緩め過ぎてしまい、息っぽくささやくような声しか出せない状態の事です。
日本人の女性に特に多い発声傾向ですね。

これは、ウィスパーヴォイスという言葉が日本国内で発声用語として使われている事からも、歌手のスタイルを際立たせるためにはとても有効な唱法だと思います。
ここで言っているのはウィスパーヴォイスでの発声があまりにも癖づいてしまい、「低音でチェストヴォイスを使えない」という状態を脱出するためにデザインされたエクササイズを紹介しようと思います。

1 使用スケール

「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ファ・ミ・レ・ド」
これを全てスタッカートで行いましょう。

2 スタートの音程

男性・・・中央のドの1オクターブ下の「ド」くらいから・・・
※これはチェストヴォイスのエクササイズですので中央のドよりも上に行かないように注意しましょう。

女性・・・中央のドの下の「ソ」くらいから・・・
※これはチェストヴォイスのエクササイズですので中央のドの上のソよりも上に行かないようにしましょう。

3 使う言葉

口を大きく横に開いて「あ」と「え」の間くらいを狙って発音しましょう。

スタッカートで歌うと・・・
「あっ・あっ・あっ・あっ・あっ・あっ・あっ・あっ・あ〜〜」
(慣れてきたら、5度目のトップノートを長く伸ばしてもいいと思います。)

※1 これはチェストヴォイスの中でもブリッジより幾分か下にあるので「口を大きく開いて」歌える範囲です。
決してチェストヴォイスの音域を越えないように気をつけましょう。

(上記の音域でも音域の低い方の場合は少し歌いにくくなる場合があるので、その場合は歌いにくい場所よりも下の音域で練習してみてくださいね。)

※2 スタッカートは声帯のエッジ同士を強く合わせる事を目的としているため、喉で音を強めに切りましょう。
咳き込むほど強くはやらないでくださいね!

※3 もし「あ」と「え」の間で感覚を得るのが難しい場合はGの子音を足して、「が」でやってみましょう。
G音が声帯のエッジ同士を合わせるのを助けてくれます。

※4 喉仏の下げすぎに注意!
喉仏を下げすぎると息漏れを起こしやすくなるので、ここでは「下げすぎないように」注意をしてくださいね。

このエクササイズを3分間くらい行ってから同じような感覚で、みなさんの好きな曲の低音部のフレーズを歌ってみると声に芯が出て、より強い声になるのがわかるかと思います。

ちなみに、このエクササイズの直後に高音部を歌うとチェストヴォイスを張り上げてしまう事があるので、その場合はリップ・ロール等を使って喉の緊張を少し緩めてみてください。



リップロールの練習方法1はこちら!
リップロールの練習方法2はこちら!

はい!今日のレッスンはここまでです!
高音で悩む方は非常に多いのですが、低音部がきちんと発声できずに困っている方も実は多くいます。
今日はそんな方達にチェスト・ヴォイスのきっかけを掴んでいただくためのエクササイズでした。

・・・ちなみに最初に書いた通り、ボクも過去に低音部を息っぽくしてうなるように歌っていましたが、やはり声が疲れやすく、息も長くもたないので悩んでいました。

そしてこれらのエクササイズでチェストヴォイスをきちんと作ってあげたら、そういった悩みも解消され、また低音も半オクターブ以上広がりました。
考えてみるとボクの過去の発声は悪い癖の集大成的なものだったんですね・・・。(汗)

ではまた♪


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posted by ヒロキ at 14:30 | Comment(1) | TrackBack(0) | ボイトレ質問コーナー
この記事へのコメント
桜田先生こんばんは!
毎回惜し気もなく練習方法やテクニックを披露していただき、ありがとうございます。

チェストボイスで歌う時、裏声を使う時のような喉のフォームで声帯を閉じるように少し力を入れて発声すると、なんちゃってミドルやヘッドボイスに繋げやすいのですが、これは間違った発声方法なんでしょうか?
胸の響きはありますし、息漏れもほとんど無くせますが、力んで喉に筋が浮いています。

解りにくいとは思いますが、よろしくお願いします。
Posted by O.A at 2008年06月19日 23:07
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